簡単ではない不動産査定

2022年11月13日

本日は11月13日の日曜日(^.^)

 

外は雨から曇りへ・・・

 

まだ気温は20度近くあるようですのでとても過ごしやすいですね(#^^#)

 

先日、ご売却の案件で物件を見学して参りました。

 

その大きな特徴は「滅多に出ないタイプの希少物件」と言うところでしょうか・・・

 

世の中のもの、何でもそうですが「需要と供給」で価格が決まります!!

 

これは価値が決まると言ってしまうと少し怖いところもありますが・・・💦

 

需要が多いとは「求める」人が多いということですね(^^)/

 

当たり前の事ですが供給数以上に需要があると「高値安定」となります。

 

製造される都度「毎回丁度(数)で完売」でまた製造すれば!と言う物は

 

価格安定はしても上がることも少なくなります・・・

 

では不動産ではいかがでしょうか?

 

「希少性」は確かに大きく価格に付加価値を付けます(^^;)

 

しかし「珍しい」と言う事だけで価格は上がりません・・・

 

希少性=高価とは限らない(;^_^A

 

珍しい物品でも買い手となる需要がなければ値段も付かない訳です・・・

 

遠回しにお話ししましたが実はそれに近い物件と出会いました・・・

 

それは探している人にとっては希少で「価値」ある物件なんです(`・ω・´)b

 

が・・・

 

不動産には「相場」と「土地柄」が個々にありまして

 

分かり易く申し上げますと例えば皆様が海に釣りに出かけて

 

魚釣りをする場合にある程度「狙う魚種」「狙うサイズ」が有るかと思います。

 

海に到着して釣りを始めました!

 

ところが泳いでいるのはハマチやマグロの大型魚ばかりで

 

アジやサバを釣りにきた人の仕掛けでは当然に釣れません(;^_^A

 

でもそれを釣れば「高価」な新鮮なマグロのトロが食べられるかも知れませんよね?(笑)

 

マイホームを購入する際、殆どの方には希望する「予算」があります・・・

 

とてつもなく広い敷地に大きな邸宅を発見しそれを「買いたい」と思った場合

 

予算が3000万円なのに物件が1億円ならどうされますか?

 

無理して買いますか?・・・

 

そんな方は99%いらっしゃいません(;^_^A

 

今回、見学した物件は街柄も良く敷地は広く建物も立派な邸宅でした!!

 

築年数もそこそこ経った中古一戸建です・・・

 

しかし秘密な事項ですがちょっとした欠点がありそこを「形良く」仕上げるには

 

予想以上の大きな費用が掛かりそうだということ!

 

とても良い物件なんですよ!!

 

でもそう言った問題を解決していくには費用が掛かり過ぎるということで

 

それが売り価格(査定価格)としてはかなり割安にしないと売れないのでは?・・・

 

と言うものでした(~_~;)

 

大っぴらにお伝えはできませんしお会いしてお話しするにしてもすべては話せませんが

 

つまり・・・

 

物の価値には妥当性や「費用対効果」と言うバランスも必要なのです。

 

不動産は近隣の相場を考慮して価格を決めますがやはりサイズ的にも

 

適度、丁度いいバランスが必要なんですね・・・

 

その物件を売りに出した際に価値観の合う方が「一組」いらっしゃればそれでいいのですが・・・

 

結婚と同じですね?(^.^)

 

相手はひとりいればいい訳で不動産も売り物件は沢山あろうと

 

基本的には同じものはなく「オンリーワン」なのです・・・

 

お話しがご理解いただけたかどうか分かりませんが不動産査定は物によってとても難しい・・・

 

業界35年経験の私が少し戸惑う物件でした(;^_^A

 

ご縁があれば売り物件として登場するかも?知れません(^.^)

 

☆彡地元不動産のプロフェッショナルでありたい竹ノ下でした★

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